小樽築港機関区

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2017年7月12日水曜日

復活SL あそBOY 1988.10.22~23

 C62ニセコ号に続いて、九州ではハチロク 58654 が復活し、あそBOY という列車名で1988年8月から、豊肥本線の熊本駅から宮地駅までの区間で運転されるようになりました。

 C62の方は観光のついでに1日だけ撮影しましたが、こちらは撮影目的での熊本詣でです。

 あそBOYの発車までに時間があるので、この当時水前寺駅まで延長運転されていた 特急有明 を撮影に行きました。
 783系を使用していた 特急有明 ですが、未電化の豊肥線に乗り入れるにあたり牽引機のDE10を特急色に塗替え、客車列車の番号で運行されていました。

 南熊本駅と熊本駅の間、白川の鉄橋で待ち構えましたが、なんと推進運転でやって来ました。


 情報不足を痛感して、あそBOYの撮影に向かいました。

 立野駅の手前、国道57号線が豊肥本線をオーバークロスする地点ですが、丁度1台分の駐車スペースがありました。

 最初に、サルーンエクスプレス阿蘇 という長い名前で変わった塗装のDCがやって来ます。


 続いて、DC急行 火の山2号 が勾配を下りてきました。


 本命の あそBOY が急勾配をゆっくりと上ってきます。


 この撮影場所は、今では国道が整備され、見る影もありません。


 撮影後、すぐ横に止めてあったクルマで、立野駅のスイッチバックの先の方、先日の地震で崩れた阿蘇大橋のすぐ手前の駐車スペースへ向かいました。

 あそBOY はスイッチバックをゆっくりと上って来るので、時間の余裕は十分にあります。


 逆光の中を煙を高く上げながら近づいて来ました。


 また追跡を、と思ったのですが、ここで悲劇が起こりました。
 なんとキーを閉じ込めてしまったのです。
 今ではあまり起こらない事ですが、JAFが来るまでただ待つだけで、この日の撮影はこれまでになってしまいました。

 一般的に復活SLは土日に運転されることが多く、今回もそれにもれず、翌日曜日も続けての撮影です。

 この日は、立野駅のスイッチバックの三段目の撮影ポイントに向かいました。

 昨日同様にまず サルーンエクスプレス阿蘇 が来ましたが、本日はさらに変な車両を増結しています。


 立野駅の出発の汽笛が鳴り響いて、遥か彼方を あそBOY が二段目のスイッチバックを推進で上って行きます。


 もう1度発車の汽笛を響かせてから、こちらへ近づいてくるのが見えます。


 そして目の前の33‰の急勾配を、ゆっくりと通り過ぎて行きました。



 残念ながら撮影はこれで切り上げ、熊本空港から明日の仕事に備えて帰宅しました。


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