小樽築港機関区

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2017年5月17日水曜日

石北本線 常紋信号場-1 1970.3.26

 石北本線の常紋信号場は、常呂郡と紋別郡の境界の常紋峠にあり、スイッチバックの配線を有して急勾配の頂点に位置していました。

 夜行列車で早朝の信号場に降り立つと、備付けの寒暖計は零下20℃を指していましたが、快晴の上、風が無いので幸いでした。

 最初に乗ってきた列車がスイッチバックを折り返し、出発する姿から撮影です。



 生田原駅側は信号場に隣接して常紋トンネルがあり、そこでは過酷な労働を強いられた上人骨が埋まっているとの話があったので、金華駅側へ撮影地を求めて歩きました。

 空は明るく輝いていますが線路にはまだ陽が当たらない中を、上りの貨物列車が姿を現わしました。


 やがて列車の後部にも煙の上がるのが見えてきました。



 本務機が通過し、懸命に押上げる後補機が近づいて来ました。


 次の列車は勾配を駆け下って来ます。


 やはり後補機に9600が付いています。


 続いて、上りの客車列車をD51が単機で牽引してきました。



 後追いで撮影すると、客車の窓に雪の斜面がきれいに映っています。


 今度の下り貨物列車は珍しく補機が付いていません。


 続けて下りの貨物列車がやって来ました。


 煙が無いので流し撮りで遊んでいたら、この列車には後補機が付いていました。


 ここらで一旦信号場へ戻りましたが、写真の枚数が多いので、以降の続きは次回に掲載することとします。




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