小樽築港機関区

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2017年5月11日木曜日

羽幌線 番屋ノ沢乗降場 1970.3.23

 既に廃線となってしまった羽幌線にはかなりの貨物列車が設定されており、その中には補機付の列車も何本かありました。
 また、D61が使用されている線区としても知られていました。

 羽幌線の撮影地の知識が無かったので、当時、雑誌鉄道ファンの撮影地ガイドで紹介されていた力昼駅と古丹別駅の間の、番屋ノ沢乗降場へ向かいました。

 乗降場とは言っても待合室もあり、駅員がいないだけでストーブもありました。

 この辺りでは古丹別駅方向への上り勾配になっており、下り列車が煙を吐いてくれるので、その方向へと撮影場所を求めて出発しました。

 最初にやって来たのは上りの貨物列車ですが、D51の重連です。

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 長いセキの編成を牽いて駆け下ってきました。

 この後は勾配を上る下り列車が、力昼駅でこの貨物列車と交換でやって来ます。

891レ

 D51の単機牽引ですが、猛烈な煙と排気で何を牽いているのか見えません。

 しばらく乗降場で暖を取ってから、再び下り貨物列車の撮影に向かいました。

 やって来たのはD61でした。


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 正面からはナンバープレートを見ないと、D51と区別が付きません。

 続いての下り貨物列車は、小高い場所からの見下げで狙います。



 木の枝が邪魔ですが、D61の従台車が写るように後方からも。

893レ

 今日は稚内駅まで行かなければならないので、これで撮影を切り上げ、下りの普通DCに乗り込みました。

 この列車はお隣の古丹別駅で上り貨物列車と交換なので、右側の席に陣取り、窓を開けて撮影です。


 線路を渡る乗降客がいなくなると、貨物列車が先に発車して行きました。

6884レ

 この日はD61が3本撮影でき、一安心といったところです。

 幌延駅からは宗谷本線の普通客車列車で、終点の稚内駅を目指します。

321レ

 幌延駅では牽引機のC55に給水を行うとともに、石炭の掻き寄せ作業が雪のちらつく中で行われていました。





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