小樽築港機関区

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2017年3月11日土曜日

花輪線 龍ヶ森駅 1969.3.15

 花輪線の龍ヶ森駅は8620形式の三重連が走ることで有名で、三重連以外にも重連や後補機付、更に後補機重連付まであり、楽しめる路線でした。

 龍ヶ森はかつては信号所でしたが1961年に駅に格上げされ、駅近くのスキー場への利用客のためのスキー臨も客車列車で運行されていました。
 また、駅構内にはオハ31系を利用したヒュッテもあり、賑わいをみせた時期もあったのです。

 宿泊地の大更駅から朝の下りDC列車に乗ると、龍ヶ森駅で逆向き後補機付の客車列車と交換します。

眩しい逆光の中、天気は良さそう:1922レ

 最初の撮影がいきなり1日1本の三重連になります。
 岩手松尾駅方面へ勾配を下り、アウトカーブに撮影ポジションを取りました。



963レ

 駅に戻り、上り客車列車を撮影するのに赤坂田駅方面へ国道を歩き、トンネルの上辺りでやって来るのを待ちます。

客レは軽いので、単機牽引:1926レ

 撮影後は駅に戻りひと休み。
 駅にはストーブが燃えていて、冷えた体を温めてくれます。

 次の上り貨物列車の時間が近づいたので、再び国道を歩きますが、先ほどよりもう少し先まで行ってみました。

 今度は逆向き後補機付です。

後ろからの風で煙が立ち上がった

962レ

 上り列車の補機は常に後ろ向きで連結されています。

 次の列車はDCですので、駅でヒュッテとなっているオハ31系と一緒にカラーで撮影。

青色ツートンが客車代用のヒュッテ

 蒸機列車の交換は龍ヶ森駅では無いので、駅で休みながら時間が来ると登って来る方向へ歩いて行けば良いので、ファンにとっては最高の駅です。

 次は前部重連なので、岩手松尾駅側の今度はインカーブで構えました。

この後はシャッタームラを起こした:965レ

 本日最高の好天でしたが、この後の連続撮影はシャッタームラが出てしまい残念な思いをしました。

 続いて下り貨物列車が来ましたが、珍しく単機牽引です。

単機なので編成は短かい

 この頃までは良く晴れて、前森山の姿が鮮明に描写できました。

 花輪線にも優等列車が運転されているので、一応カラーで記録しておきました。
 確か、急行よねしろ でしょう。


 この後は次第に天気が悪くなり、上り列車の撮影に駅上の国道をトンネルの向こう側まで歩くのが嫌になり、駅での撮影でお茶を濁していました。

折角の後補機重連ですが:966レ

 下り列車は駅からさほど歩かなくても撮影できるので、後補機重連の貨物列車を撮るべく、雪の降る中を出て行きました。

後補機が霞んでいる:967レ

 また上りの後補機重連貨物列車の時間になりましたが、ますます雪がひどくなり、ホームに出るのが精一杯です。

968レ

 これにて龍ヶ森駅を後にし昨日と同じ宿に向かいましたが、大更駅で下りの客車列車がやって来たので、今度は松尾鉱業鉄道の線路側から撮影。

1939レ

 明朝も龍ヶ森駅を目指します。


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